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| 女性達の話 |
| 「あまり目立たない地味なスーツがいい」と言う27歳の女性ミュージシャンは「なんでもいいから地味というのではないです。質感というか、仕立てというのでしょうか。へんなシワがあったりというのは感じワルイ。もっと慎重に選んでほしいです」と感覚的ながら見た目の印象の大切さを指摘しています。 |
| また、あるガーデニングの専門家(38歳)は「ブランド物がいいとはいいませんが、今の男性は、自分の外見を左右するビジネススーツというものをおろそかにしていると思います。その理由は、なにかおカネとかリストラという物指向にひどく傾いていて、ファッションなどを楽しむ文化性に乏しいからではないでしょうか」と大変に手厳しい。 |
| 経済性のみが先行しているような時代だから、気持ちの余裕のないビジネスマンはファッションに気を配ることができなくなってきているのでしょうか? 女性達のなかには男性の服というヴィジュアルからその内面の魅力を推理する人もいるということになるでしょう。 |
| では男性達はどうでしょうか |
| 自分の好きなワインを自分でしっかり選べる男性がまだまだ少ないのと同じように、自信を持って自分のファッションを自分なりにしっかり選び、自分のファッション哲学を語る人は多くはないようです。しかし服やワインを、こだわりを持って選べることは男性の価値を決めるひとつの尺度であるといえるでしょう。 |
| 「自分の服の目利きができなくて一体どうするんだ」と熱く語りだしたのは50歳のあるセールスマン。「若いときからスーツもカジュアルもイタリアン。デザインだけをコピーしているうわべだけの大量生産のスーツはたくさんあるが魅力を感じない。感性と技術力のあるメーカーのブランド品が好き」というように非常にはっきりしている。「服だけではなく、カバンや傘、ソックスもいい加減にしたことはない」「デザイナーのポリシーに共感を覚えて買うこともある」そうだ。 |
ペンシルストライプの英国調スリーピースにレジメンタルタイ、ピンホールのシャツにカフスボタンで決めまくる個人タクシードライバー(48歳)は「いや、ただ好きなだけです」と多くを語ろうとしない。しかし「今、安い服売ってる店多いでしょう。でもね、自分が着ている服と不釣合いになるから買わないんです。それに第一この服着て、そんな店のフクロ持って歩いていたら、ものすごいアンバランスだと思いません?」とプライドの高さを強調。
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